先輩の声
「子育てしながら働く」を周囲の方に支えられて。
介護福祉士の30代女性。勤続12年。現在は時短勤務中。
見学時の安心会グループの雰囲気の良さに魅了された
元々、中学生の頃から「人の役に立ちたい」という想いがあり看護師や介護士に憧れていました。
進路を考える際に、高齢化が加速している日本の状況が介護への関心を深めるきっかけになったと感じています。最終的に私は介護系専門学校に進み、そこで資格を取得しました。
就職活動中に何件か特別養護老人ホームへ見学に行ったんですが、その中でも安心会グループの職員さんが生き生きと働いていらしたのが印象に残っていました。職場の雰囲気も明るいし、「ここで働いてみたい!」という気持ちが強くなったんです。
幸運なことにその気持ち通りに新卒で入職がかなって、12年経った今も働き続けています。
手厚い子育て支援制度と、職員の皆さんの心配りに感謝
2014年の異動直後に結婚・その半年後に妊娠と、ライフステージがガラリと変わりました。
妊娠を上司に相談したところ、夜勤や入浴介助などの体を使う仕事は避けて事務作業などへ切り替えてくださり、本当にありがたかったです。
産休・育休を取得して業務に復帰しましたが、今は子供が幼いので時短勤務制度を利用しています。朝8時半に子どもを保育園に預けて9時に出社、16時の仕事終わりに子供を迎えに行く毎日です。
私と同じような働き方をしている人がほかにも4〜5人いらっしゃるのですが、必要な人が適切に産休・育休、時短勤務制度を利用できるのは、上司や職員の皆さんのご理解とご協力があってこそだと思っています。
子供が熱を出して急に休むことになっても、皆さんがシフトをスムーズに調整してくださり、本当にありがたいです。
業務としては大変な事もある中で、私が12年間もこの仕事を続けられたのは、やはりこの人間関係が大きいかなと思います。
ライフステージに合わせた制度が充実しているだけでなく、思いやりのある仲間と働けることが本当に幸せだなと感謝しています。
勤続10年目の介護士が大切にしている「接し方」
介護の現場では少数派の男性介護士。自然な役割分担と細やかな心づかいで誠実な介護を実践する。
ご利用者様ごとの「望む距離感」を適切にとらえて接する
今、私は特別養護老人ホームで介護士として働いています。ご利用者様の食事介助や入浴介助など、生活全般のサポートをするのが仕事です。
ご利用者様の中には、容易に打ち解けられない方もいらっしゃいますが、それでも無理に相手に近づこうとはせず、自然体で日々の介護を誠意を持って行ううちに、少しずつ信頼関係が築かれていく。
その結果として「あ、信用されているな」「距離が縮まったな」と感じる瞬間があると、やりがいを感じますし何より嬉しいですね。
多様で幅広い属性の職員がそれぞれ尊重されているからこそ、男女の違いは気にならない
一般的に、介護の現場では女性職員の比率が多いと言われますが、安心会も同様です。体感的には「女性8:男性2」くらいの印象ですね。
だからといって、男性の自分が窮屈に感じるようなことはありません。男性職員が介助することに抵抗を感じる女性ご利用者様の場合はサッと女性社員にバトンタッチしたり、その逆もあります。その他の場面でも、ごく自然に役割分担ができているなと感じます。
職員の年代・前職・生活のバックグラウンドは幅広く、似たような境遇の同期だけで固まってしまうようなことがありません。これはこの職場の良い点だなと感じています。
介護の仕事を通して「人との関わり方」を学べることは魅力
この仕事で活躍している人は、仕事一辺倒ではなくプライベートもしっかり充実している人という印象があります。
趣味や友達など複数の居場所を持っていて、そこでちゃんと根を張っている人ですね。
介護は人と人との関わりが大切で、それがすべてとも言えます。
生きている限り誰でも、人と接して生きていくわけですから、介護の仕事を通して人との関わり方を学べるというのは、介護士にとっても大きな利点であり魅力だと思います。
人と接することに興味を持っているなら、介護士という選択肢をぜひ一度ご検討いただきたいですね。